結局ファーウェイが良い。P20Liteがキター!

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最近、米中貿易戦争(覇権争い)が激しくなってきたようで、その煽りを受けて逆風が吹くファーウェイですが、コンシューマーレベルでの実情を見るとマスコミの逆風報道はどこ吹く風で、ファーウェイのスマホは相変わらず人気で、日本でも良く売れているようです。

そろそろ P30シリーズの情報も出始めたので、新機種リリース前の在庫処分なのか、P20Liteが結構安く(税込み2万3千円位)なっていたので、買い時と判断して P20 Lite を家族用にゲット!

Spigen ケース ファーウェイ P20Lite

今回購入したもの。 左:定番のSpigen製ケース 右:ファーウェイP20Lite

私自身は P10Lite ユーザーなので、P10Lite の事は良くわかっているので、今回は、その辺りの比較も含めてお話ししようと思います。

現状、3万円前後のスマートフォンを選ぶ際の選択肢は、多いようで以外にありません。勿論、機種としては沢山出ていますが、結局はコストパフォーマンスに優れるASUSかファーウェイに絞り込まれます。

その中で、ひと際コストパフォーマンスで光を放っているのがファーウェイ。安かろう悪かろうではなくて、安いのにしっかり高品質、高性能なのです。正直、もうそろそろ競争にならないレベルに来ていると思う。

私はレビューは、良い事ばかりではなく、ダメな事もしっかり書きます。悪い点を隠して、良い事しかかかないのであれば、それは本当のレビューではないと思うし、レビューの信頼性自体が揺らぐのでね。でもファーウェイに関しては、本当に悪い部分が少ないです。だから我が家には、既に4台ものファーウェイのスマホがあります。

ファーウェイ P20Lite ブルー

現在日本で最も売れているSIMフリースマートフォン ファーウェイ P20Lite

見た目は、こんな感じで、従来のP10Liteを踏襲している感じです。今回選択したカラーはブルーです。カラーバリエーションは、ブラック、ブルー、ピンクの3色です。ちなみにカラーによって若干(数百円レベル)実売価格が異なります。

ファーウェイ P20Lite ブルー
背面はこんな感じ、P10Lite同様、背面までガラスコーティングだからツヤツヤピカピカで相変わらず高級感漂います。「これ本当に2万3千円で買えるスマホなの?」って感じです。

当然、ガラスコーティングなので、ケースはしっかりしたものが安心です。と言う訳で、今回も信頼のSpigenのケースを一緒に買いました。ただ、今回は背面のブルーカラーを生かそうと思い、背面がクリアなタイプのケースを選びました。一応、P20Liteには標準添付で透明なケースが付属してますが、プロテクト性能が心許なさそうですので、これだけは別途購入をお勧めします。

Spigen P20Lite用 スマホケース

Spiegn の背面透明ケース。相変わらずプロテクト性能は良さそう。

ケースの見た目はこんな感じです。サイド部分は、TPU素材でラウンドしています。以前、P10Liteをレビューした時に紹介した同じSpigen製ケースのラギッドアーマーとはサイドの形状が少し違います。ラギッドアーマーのサイドは段付きになっていて、掴む部分がより細くなっています。掴んだ時に落としにくそうな安心感は、ラギッドアーマーの方が良いように感じましたが、逆に指への当たりはラウンド形状の今回の背面透明タイプの方が優しい感じです。

Spigen P20Lite用 スマホケース

背面は透明なポリカーボネート素材。

ケースを装着するとこんな感じになります。ポリカーボネート素材の背面が透明なお陰で、ブルーがしっかり見えています。

Spigen P20Lite用 スマホケース

この写真は照明の反射で白くなってしまいましたが、本当はもっとブルーです。

相変わらず、Spigenのケース工作精度は高く、ズレなどを微塵も感じません。完璧にフィットしています。サイドボタン部分は、穴が開いているわけではなく、ケースにもボタンがついていて、間接的に本体のボタンを押す仕組みになっているのですが、押し心地が抜群によくて(節度感とでも言うのでしょうか?)ガタツキなども全く無いところは毎回関心させられます。

それから、今回のP20Liteではレンズがパワーアップした関係上、スマホ背面と背面レンズが面一(つらいち)ではなく、レンズ部分が少し突出しているのですが、ケースのレンズ穴部分は、かなり深さが確保してあり、レンズ面がケース表面より奥になるように設計されているので、背面を下に机においてもレンズが机に接地しないのでレンズをキズ付けなくて良いです。

また、スマホの背面とケースの透明部分が部分的に張り付いて模様になる現象が発生(意味わかります?)しないようにちゃんと対策されているとの事です。(確かに張り付きません)その他、気付いた点としては、背面の透明部分はフチの黒い部分より僅かに奥にある感じがしますので、背面の透明部分にキズがつきにくくなっていると思われます。

まぁ、安定のSpigen品質って感じですね。ただし悪い点もあります。まぁ、仕方ない部分でもあるのですが、透明の背面に指紋の跡が目立ちます。折角、美しい背面を見たいと思って透明にしたのに、すぐに指紋だらけで全く美しくありません。まぁ、本体カラーがブラックなら、素直に背面まで不透明なタイプを選んだ方が吉と思います。

Spigen P20Lite用 スマホケース

やっぱり Spigenのケースは安心感が違う。

それから、背面の透明なポリカーボネート素材が硬いので、ケースを外す時に全部TPU素材でグニャリと曲がるタイプと比べて、ケースをスマホから外しづらいです。

ケースの話は、このくらいにして、次は本体の比較。

ファーウェイ P10Lite P20Lite

左:P10Lite 右:P20Lite 細長形状のせいかP20Liteの方が小さく感じる。

P10Lite のディスプレイサイズは 5.2インチ P20Lite は 5.84インチ でディスプレイサイズはかなり大きくなっているが、本体サイズは、ほぼ同じ。つまりよりベゼルレス化が進んだと言う事。写真では判りづらいけど、厳密に言うと本体サイズは P20Lite の方が若干幅が狭く、若干背が高い感じですかね。

ファーウェイ P10Lite P20Lite

P20Lite の背面カメラはデュアルレンズとなり、一眼レフ的なボケ味を生かした写真を撮れるようになった。カメラの画質自体は、良くなっているとは思うが 10Liteと比べて劇的に綺麗とかそう言う感じはしない。また一眼レフの代わりになるとかそう言うレベルでもない。気軽なスナップ取る程度なら十分って感じかな。それとUSB端子はUSB-Cになりました。(P10LiteはMicro-USB)時代の流れですね。P10Liteよりは確実に充電ケーブルを差し込みやすくなりましたね。P10Liteは差し込む時に気持ち斜めからさすようなコツが必要だったんだよね。

ファーウェイ P10Lite P20Lite

P10LiteとP20Liteの厚みの比較。スペック上ではP20Liteの方が 0.2ミリだけ厚い。

厚みを比べるとこんな感じ、P10LiteとP20Liteの上下が反対で写真をとってしまったが、厚みはわかると思う。0.2ミリ差なので、まあ、ほぼ同じですね。

ファーウェイ P10Lite

写真はP10Lite。イヤホンジャックは上部にあった。

P10Liteで上部にあったイヤホンジャックは、P20Liteでは下部へ移動された。動画視聴時などに横向きにした時に、ジャックが右にくるか左に来るかの違いにもなる訳ですが、この辺りはどちらがよいか個人差もあるので、良くわかりませんね。ただイヤホンジャックを廃止せずちゃんと残してくれているのは、本当にうれしい。出来ればこれからも極力残して欲しい。

ファーウェイ P10Lite

P10Liteのサイド部分。左から電源ボタン、音量ダウン・アップ

ちなみに 写真のP10Liteには、私が前面カメラにスライド式のプライバシーカバーを後付けで取り付けています。(普通にAmazon.co.jpとかで売ってます。)ですのでP10Liteの前面カメラ部分も本来なら前面ガラスと面一(つらいち)です。

ファーウェイ P20Lite

P20Lite のサイド部分。左から電源ボタン、音量ダウン・アップ

サイド部分のボタン配置なども、ほぼ同じですね。現在使用中の車載ホルダーにも、そのまま使えそう。(横ばさみ式の車載スマホホルダーは、ホルダーと干渉しない為に、スマホの電源ボタンの位置が重要なんですよね。)

ファーウェイ P20Lite

ディスプレイのサイズは、こんな感じ。白い部分が全部ディスプレイ。

より大型化されたディスプレイは、下部のHUAWEIロゴの部分の黒帯以外は、ケースフチギリギリまでディスプレイとなった。フルHD(1920×1080)の上下にディスプレイが追加された(2280×1080)ようなイメージだが、上部のインジケーター類や下部のボタン表示類がより上下に排除された為、1画面に表示される情報量が増えている事は如実に感じる。

上部中央のノッチ部分には、カメラ、スピーカー、光センサーなどが内臓されるが、周囲ギリギリまでディスプレイとなった為、前面カメラを隠す為のスライド式プライバシーカバーを付けるスペースが無くなってしまった。P10Liteの時は上部にも黒帯部分があったので、プライバシーカバーを付けるスペースがあったのだけど・・・カメラ部分にシールでも貼っておくしかないか。(前面カメラ全く使わない人ならだけど。P20Liteから搭載された顔認証もね。)

P20Liteを使った感想としては、使用感はP10Liteによく似ており、より画面の広くなったP10Liteって感じですかね。ディスプレイのサイズアップはパッと見で一番わかる違いですが、内部的にはP10Lite比でCPUは1割程の性能アップ、メインメモリはの3GBから4BGに増量(ちなみに iPhone XS は4GB、iPhone 8 は2GB)、背面デュアルレンズ化でカメラも進化しているし、NFCもしっかり搭載して来ている。まぁ、価格を考えると内容的には P10Liteから順当な進化ですね。

P10Lite に関しては、もう1年半程使ってますが、とにかく品質の良さを感じる1台でした。品質の良さを感じる面は色々あるのですが、例えばヘッドフォンジャックに変なノイズが乗らないとか(全く乗らない訳ではない)、バッテリー持ちが良いとか、充電が速いとか、指紋センサーの認識精度が高く高速とか、どこかのメーカーみたいに頻繁にクラッシュやOSの再起動を繰り返すような事もなく動作が非常に安定しているとか。

あとP10Liteは購入した時は Android 7.0だったのですが、ちゃゃんとAndroidを8.0にバージョンアップしてくれた事(P20Liteは2019年5月にAndroid9.0アップデート配布予定)とか、こまめにセキュリティや修正パッチなどのアップデートをリリースしてくれる事とかね。発売したら後は放置で全然アップデートを出してしてくれないメーカーもあるからね。

こう言った事を考慮すると、この価格帯のスマホを買うなら、現状、ファーウェイは、筆頭に挙げられる選択肢になると思います。P10LiteやP20Liteが売れ筋1位を維持して来たのもうなずけます。ただし、P10Liteユーザーが今、わざわざ買い替える程の進化は無いですので、そう言う人は、素直にP30LiteやP30を持った方がいいと思います。

ファーウェイのスマホには多くの日本製部品が使われているそうで、特に高価格帯の機種では、その大部分が日本製部品で占められているそうです。まぁ、ファーウェイ製スマホの品質が良い理由の1つではあると思います。

ただ、最近は徐々に中国の部品メーカーでも日本メーカー並みの品質の部品を作れるようになって来ているそうで、ファーウェイも徐々に部品を中国製に切り替えつつあると言う話も聞きます。

まぁ、今までのファーウェイの品質管理のポリシーを見ていると、恐らくちゃんと品質的に確認された部品でないと採用しない可能性が高いと思いますので、基本的に品質の低下は無いとは思いますけどね。

まぁ、これからの事はまだわかりませんが、現状としては、ファーウェイのコストパフォーマスを超える端末が出てこない限り、私は次もファーウェイに行きそうですねー。

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