高品質なビデオカードに賭けてみる!

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先日、使用していたビデオカード(Palit GTX970 Jetstream)が、僅か2年で壊れたと言う話をしました。私の計画では、このビデオカードは少なくともGTX2000シリーズが出るまではメインマシンで使うつもりでしたし、メイン落ちした後も、サブマシンで活躍してもらう予定だったので、全て計画が狂ってしまいました。

PALIT GTX970 JetStream

PALIT GTX970 JetStream

正直、今回の経験で、ビデオカードは、故障って事を無視しては買えないなと思いましたね。そう言う事に無頓着だったなぁと、少々反省しました。(私の自作のサーバーは、ノートラブルで5年も10年も、動き続けているのものばかりと言うのに)で、まぁ、次を選ぶ基準を改めて考え直したのですが、主な考え方としては、

1.ビデオカードは消耗品と考えて、余り高価なモデルは買わないようにする。

スペックは標準的なところまでですが、故障した際のダメージが小さいのと、新型モデルに買い替えやすいと言うメリットがある。性能的にも最近はミドルで十分良いしね。

2.高品質・高耐久なビデオカードを買って、長く使う

初期投資は大きくなりますが、故障のリスクが少なくなるのと、それによってハイスペックなモデルを選びやすくなると言うメリットがある。上位モデル程、性能的に長く現役でいられる。

と言う感じに分かれるのかなぁと・・・。で、今回は2の選択肢を選んでみる事にしました。

検討の結果、選んだのはELSAと言うメーカーで、PCパーツでは珍しい日本の会社です。ただ、日本の会社と言っても、製造は海外ですので、オールメードインジャパンではないですが、使用部品の選定や、製品の検査などを、しっかりやる事によって、品質を上げているようです。まぁ、ビデオカードメーカーとしては間違いなく高級品メーカーですね。過酷な条件で運用される業務用や組み込み向けなどのビデオカードも手掛けているようで、基本的には、それらと同じ部品を使っているとの事で、耐久性面で期待が持てます。

で、私が今回購入したのは、ELSA GTX1070 S.A.Cと言うモデルです。値段はちょっとお高めで5万2千円くらいでした。最近、GTX1070の廉価モデルも実勢価格が上がり気味(以前は39,800円なんてのもあったのにね)なので、現状としては価格の高さが目立たなくはなっているのかな?まぁ、でも5万円オーバーはやっぱ高いよね。

ELSA GTX1070 S.A.C

ELSA GTX1070 S.A.C

実は、このさらに上にGLADIACと言うシリーズがあり、そちらは基盤設計から行い、回路などに余裕をもたせたり、安定性志向の設計をしているモデルのようですが、流石に価格が高く、廉価なメーカーのGTX1080に手が届く程の値段になってしまうので、今回はGLADIACは諦めました。ちなみにGLADIACは3年保証です。(ELSAさん、S.A.Cも自信を持って3年保証にしてよ!そうしたらもっと安心して買えるんだから)

ELSA GTX1070 S.A.C

ELSA GTX1070 S.A.C

ELSA GTX1070 S.A.C / PCI-Express端子に保護カバーがついてました。

ELSA GTX1070 S.A.C

ELSA GTX1070 S.A.C

ELSA GTX1070 S.A.C / 映像出力端子にまで保護カバーが。

映像出力端子は、使わない端子はくすみやすいので、なにげにありがたいです。

ELSA GTX1070 S.A.C

ELSA GTX1070 S.A.C

PALIT GTX970 JetStream と ELSA GTX1070 S.A.C / GTX1070の方が幅が狭く、少し長い

ELSA GTX1070 S.A.C

ELSA GTX1070 S.A.C

上:PALIT GTX970 JetStream 2.5スロット厚 / 下:ELSA GTX1070 S.A.C は2スロット厚

2スロット厚になったのも、非常にありがたい。2.5スロットだと、実質、3スロット占有だったから1スロット分空きが増えたのは大きい!

果たして、このELSAのビデオカードが、長持ちするのか、そうでないのか。もし、今度も2年くらいで壊れたら、もうGTX1070クラス以上は買いたくないなぁ・・・。

で、最後に、使ってみた印象ですが、静穏性に関しては、現状、全く問題ないですね。搭載しているファンは、アイドル時も停止しないタイプです、(GTX970 JetStreamは最近流行りの停止するタイプでした)が、ゆっくりでも回っててくれた方が、部品などへの影響を考えると、逆にいいのかなと、今では思います。ファンレスの過酷さは自作で実感しましたからね。

あとBATTLEFIELD1でのフレームレートは、確かに上がりました。でも、正直もう100fps超の世界になるとfpsは幾つでも、実感として違いが良くわからないですね。60fps近辺でフレームレートがウロウロしている時代にはフレームレートが低いと不利とか色々ありましたけど、100fpsとか200fpsとかの世界になると正直、関係ないですね。

実際、GTX1070交換後に、GTX970を使っているFPSが上手な人と一緒にBATTLEFIELD 1をプレイしてみましたが、その人にK/D(キルデス)とか全然敵いませんでした。過度に高すぎるフレームレートは電気代の無駄でしかないですね。

あと画質とフレームレートもLow~Ultraと色々試して見ましたが、1070のultraが970のmiddleと同じくらいの感じでしょうか?パフォーマンス的には1.5~1.7倍くらいのイメージですが、たぶんこの辺はゲームによっても変わってくると思います。ただ、画質Lowだとジャギーとかが目立つし、絵ものっぺりしてくるので、違いが解りましたが、MiddleとUltraの画質の差は、正直、私には良く解りませんでした。

厳密に2つの静止画を並べてピクセル単位で比較したり、シーンによっては、違いに気づく事もあるのかもしれませんが、微々たる違いのような印象です。恐らくプレイ中は「違いが判らない」と言っていいレベルだと思います。だからMiddle以上は、画質設定を上げると単にフレームレートが下がるだけと言った印象でした。

middleとultraで、画面の印象がここまで変わらないのであれば、現行のゲームをプレイする上では、GTX1060をミドル設定くらいで回すのが、一番コスパがよいのかな。

と言う訳で、今現在のGTX1070は、私の環境には、ちょっとオーバースペック気味でしたが、長持ちして将来のゲームでも活躍してくれる事を期待しましょう。

まだ、使い始めたばかりなので、また色々わかって来たら書きますね。

追記
誰も居ないサーバーに一人で入った時と64人フルな状態に近いサーバーに入った時では、フレームレートが随分異なる事がありました。(そうで無い時もある)恐らくグラフィック描画以外の部分(サーバー側など)がボトルネックになっている雰囲気です。なので、そう言う状況(サーバーのスペックが低い?)だと画質設定をどれにしても、GTX970の時と余り変わらないフレームレートしか出なかったので、サーバー側の状態などもかなり影響を受けている雰囲気でした。
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