圧倒的な明るさ!山田照明 Z-LIGHT LEDデスクライト Z-208LEDSL レビュー

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Z-LIGHT Z-280LEDSL
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今や希少な日本メーカー製デスクライト Z-LIGHT

最近は、中国メーカーなどに押されて、日本メーカーのアームライト(デスクライト)が少なくなって来ましたが、そんな中、数少ない日本メーカーのアームライト(製造は中国ですが)と言えば、山田照明のZ-LIGHTシリーズが有名ですよね。

私も蛍光灯時代からZ-LIGHTを何台か愛用していますが、流石に古くなって蛍光灯も暗くなってきたので、この際、明るく省エネなLEDライトにしようと、LEDタイプのアームライトを探すも、結局は中華製にするか、Z-LIGHTにするかの2択みたいな状況になっていて、しかも、今まで使っていたZ-LIGHTはアーム長が約50cm+50cmだったので、大型液晶ディスプレイを余裕をもって飛び越えられていたのですが、最近は、どうもアームが短いものが多く、27インチ以上の大型ディスプレイ後方に設置するには、アーム長が心もとない。Z-LIGHTの最近の標準的なサイズのものは36cm+36cmのようで、飛び越えられるかちょっと心配だし、今後30インチ超えのディスプレイに買い替える可能性も無い訳ではないし。

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長いアームで大型ディスプレイも一跨ぎ

そんな中見つけたのが、Z-LIGHT Z-208LEDSL です。アーム長は約60cm+60cmで、これなら27インチは勿論、30インチ以上のディスプレイ後方でも設置可能です。と言う訳で、今回は Z-208LEDSL のレビューです。

Z-LIGHT Z-280LEDSL

Z-LIGHT Z-208LEDSL / 写真の27インチのディスプレイも余裕をもって飛び越えられている。

上の写真を見てもらう(デスク周り汚いので恒例のキラキラを入れさせてもらいました)と、設置した時のイメージを感じてもらえると思いますが、余裕をもって27インチのディスプレイを飛び越えられています。ただ、写真で見るとかなりアームが長くて「そこまで必要ないんじゃないか?」と思われるかもしれませんが、実際にライトのシェード部分をデスク面に近づけようと下げて来ると、アームはかなり前傾してきますので、その状態だとアームの最高部は、ディスプレイ上20cmも無いくらいになるので、正直、アーム長が40cm+40cm以下だと、デスク面にぐっと近づけたい時は、状況によってはちょっと厳しいと思います。

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直下照度 3,242ルクスの圧倒的な明るさ

この Z-208LEDSL のもう1つの特徴は、圧倒的に明るいと言う事、直下照度 3,242ルクスとの事で、この明るさに匹敵できるアームライトは殆どないのではないでしょうか。また、明るさを7段階に調整できるので、細かい作業をする時は明るく、ディスプレイを使う時は暗めにするなど、状況に応じて細かい段階で調整できるので、とても便利です。

Z-LIGHT Z-280LEDSL スイッチ

どちらの方向にも回せる。

ちなみに、明るさ設定を6~7段階目にすると、かなり明るいです。細かい作業をする時などは、この明るさは非常に頼もしいと思います。たぶん、この明るさで文句が出る人は居ないと思います。逆にこの明るさで不満だと、他のデスクライトは、ほぼ全滅だと思います。

調整しやすいダイヤル式

Z-LIGHT Z-280LEDSL 明るさ調整ノブ

明るさ調整は、シェード横のノブを回転させる事で調整出来ます。オフ→1~7と言う感じで変更できますが、7の次はまたオフになるので、グルグル永遠に回せる感じです。勿論、逆方向にも回せます。ちなみに各段階にはクリック感がありますので、ダイヤルを見ずに感覚だけでも調整できます。

ディフューザーでやさしい光

Z-LIGHT Z-280LEDSL リフレクター

発光部分は、写真のように円筒形の白い拡散用ディフューザーに包まれていて、光が蛍光灯のように拡散しますので、LEDにしては柔らかい光に感じます。またLEDの発光部(白熱球で言うフィラメント部分)が直接目に入らないので、ディフューザーの無い安いライトにありがちなLED特有の眩しさを感じません。

固定は一般的なクランプ方式

Z-LIGHT Z-280LEDSL

クランプのデスク面に接する部分にはキズ防止のパッドが貼ってありました。

本体の固定は、一般的なクランプでデスクに挟み込んで固定するタイプです。対応するデスクの厚みは6mmから55mmですので、かなりの広範囲の厚みに対応できると思います。

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調整必須のジョイント部分

そして、アームのジョイント部分の調整に関してですが、購入直後、ろくに取り扱い説明書も見ないで設置したので、ハマったのですが、各関節部分には調整用のジョイントノブがあって、この部分でジョイント部の硬さを調整できます。

Z-LIGHT Z-280LEDSL

しかし、実はこのジョイントノブの奥に、もう1つナット(10mm径)があって、基本的な硬さ調整は、そちらのナット側で行います

Z-LIGHT Z-280LEDSL

ジョイントノブを緩めて外すと硬さ調節用のナットが現れる。

最初、その事に気付かず、一番根本に近いジョイントはユルユルで、逆に肘や手首にあたる先の方のジョイントは硬くて(工場出荷時は、取り合えず締めておきましたレベルでしか調整してない模様)いくらジョイントノブを手で調整しても、大きく緩めたり、締めたりが出来ず困ったのですが、説明書でナットの存在を知って、まずそこを調整してから、最後の微調整をジョイントノブで行うようにしたら、希望通りの硬さに出来ました。

Z-LIGHT Z-280LEDSL

全てのジョイントノブの中には、基本調整用のナットがある。

ただし、ナット(10mm)を回す為のスパナ(工具)が付属してないので、自分で用意する必要があります。実質、調整必須なのに、工具が付属してないのは、ちょっと頂けないですね。

Z-LIGHT Z-280LEDSL

シェードの首振り部分の硬さは、プラスネジ(2か所)で調整できる。

まぁ、最初に調整は必要ですが、全ての可動部分が硬さ調節出来るようになっているは、非常に好感が持てる思います。それとこの Z-208LEDSL のジョイント部分(可動部分)は、その大きな筐体と重さを支える為か基本金属製です。他の小型のZ-LIGHTではプラスチック製のジョイントが多いので、強度面はこちらの方がかなり強そうです。

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その他の特徴

バネレスデザイン

一般的なアームライトの場合、稼働部分に(アームの重さを軽減する為の)バネが外側についていて、見栄えがイマイチ(しかも、ここにホコリが溜まるんですよね)ですが、この Z-208LEDSL は外側にバネが一切ないので、デザイン的にスマートでスッキリしている所はナイスです。実はアームの重さを支える為の別のタイプのバネをアームに内蔵しているようです。ナットを緩めた状態で稼働させると若干反発力がありましたから。

ワイドなシェード

Z-LIGHT Z-280LEDSL

あとシェードに関してですが、シェード長は600mm、発光面幅は540mmと長めですので、横方向にもかなり光が広がるので、大きなデスクでもカバー範囲が広いと思います。

Z-LIGHT Z-280LEDSL

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マイナス点について

最後に、恒例のマイナス点を言っておくと、まぁ、操作でカバーできるので、欠点と言う程ではないですが、アームを稼働させた際に、止めた位置より必ず10センチ程アームが前傾してから止まります。(奥に押しても少し戻ってくる感じ)戻ってくるので、止めたい位置よりも、10センチ程、より奥でアームを止める必要があるので、その点だけは、要改良かなと思いました。関節部分の構造に起因するのだとは思いますが、なんでこんな事になっているのかは、良くわかりません。

後で判明した事ですが、止めた位置より必ず10センチ程アームが前傾してから止まるのは、ナットの締め付けが甘いからでした。バネの力で戻らない位い強く締め付けると停止した位置でピタッと止まるようになります。

あと、クランプ部分にストッパーネジと言うのがあって、それを締める事でアームの回転範囲を制限したり、シャフト抜けを防止できたりするのですが、回転範囲を制限していると、体がぶつかったりした時に、クランプ部分に強い力がかかって、クランプ(金属ですが)が割れたりする怖さがあるので、私は敢えてストッパーネジを締めこんでません。(締めこまなければ360度クルクル自由に回ります。)

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まとめ

以上、大きなディスプレイを飛び越える事や、圧倒的な明るさ、ディフューザーによる柔らかな光、7段階の細かい明るさ調整、バネが見えないスマートデザイン、自由度の高い広範囲な調整機能など、最高峰を求める方に、お勧めのデスクライトかと思います。

山田照明 Z-LIGHT LEDデスクライト シルバー 直下照度3242Lx 7段階調光機能付き Z-208LEDSL
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コメント

  1. 工場長 より:

    このスタンド、ノブ回して固定しても絶対に垂れてきますよねー。ノブ下のナットは記事で初めて知りました。思いっきり回して固定したら良い感じになりました。関節部の黒い部分は出た当初はプラスチックだったけど、破損続出(経験者)したため金属製に変更したみたいです。

    • TanTanSun より:

      ノブ下のナット、説明書見ないと気付かないですよね。(笑)関節部は通販サイトの書き込みなどで「割れた」などの書き込みを見てはいましたが、実物が来たら金属製で丈夫そうだったので「これで割れるかな?」なんて思っていましたが、やっぱり改良されてたんですね。

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