任意のホットキーでマイクのオン/オフなどをコントロールできる常駐ソフト「AudioController」をアップデートしました。今回のバージョンは「Version 1.1.3」になります。
アップデート内容ですが、先日コメント欄でお知らせ頂いた不具合で、特定のデバイス名でデバイス切り替えが正常に動作しない問題がありましたので、対策を行いました。
具体的にはデバイス名の後半部分(ユーザーが任意に変更できない部分)に「(」半角カッコが含まれていると、デバイス名の境界を正しく認識できず、結果として正常にデバイス切り替えなどが行えませんでした。
具体的には
マイク (ABC(R) Audio)
のようなケースです。従来はデバイス名の文字列の中で一番最後に現れた半角カッコを境界として認識していたのですが、デバイス名の中に「(R)」が含まれている為にその「(」の部分が境界と誤認識されていたと言う訳です。
従来)
マイク (ABC(R) Audio) → 前半「マイク (ABC」と後半「(R) Audio) 」
修正版)
マイク (ABC(R) Audio) → 前半「マイク」と後半「(ABC(R) Audio) 」
ただし、デバイス名の前半部分(任意に変更出来る部分)に「(」が現れる下記のようなケースも存在していて
マイク (pink) (ABC(R) Audio)
一番最初に現れた半角カッコを境界とする訳にもいかないので、修正版では一番最後に現れた半角スペースに続くカッコを境界とするようにしました。
その為「(R)」の手前にスペースがある
マイク (ABC (R) Audio)
のようなケースの場合(このようなデバイスが存在するのかどうかわかりませんが)境界が誤って認識されてしまう可能性はまだ残っています。もし、そんなデバイス名があれば、境界の認識アルゴリズムをもっとインテリジェント(個別対応?)にして行くしかないとは思いますが、現状としては可能性も低そうなので、取り合えずこんな感じで良いかと思っています。
なお、修正済バージョンは、私の手持ちのデバイスでは正常に動作していますが、私の手元には、デバイス名にカッコを含んだものが無いので、実物での動作確認が出来ないので、あくまで想定でプログラム修正していますので、うまく動かないとか、逆に不具合が出たなどの問題があれば、下記AudioControllerのページのコメント欄でお知らせください。
コメント