折り畳み式モバイルキーボードを買ってみた。iClever IC-BK26

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iClever IC-BK26 折り畳みメカニズム
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はじめに

最近、なかなかまとまった時間がとれなくてブログの更新が滞っておりましたが、久しぶりに記事を追加したいと思います。今回は、スマホやタブレットと一緒に携行するのに便利な折り畳み式のモバイルキーボードを購入したので、その事を書きたいと思います。

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何故モバイルキーボード?

以前から何度か書いているとは思いますが、うちの家族のスマホの機種選択や設定などは全て私が一手に引き受けています。そんな訳で、最近、また2台程、新しいスマホを買いました。機種は、Motorolaモトローラ)の「EDGE 20 Fusion」と言うモデルです。(同じ機種を2台買いました。その後さらに1台追加購入して計3台)2020年の10月下旬に発売開始されたので、まだリリース間もない機種です。

Motorola EDGE 20 Fusion パッケージ

この価格帯(3~4万円)だと最強は Xiaomi の Mi11 Lite 5GOppo Reno5A の辺りかと思いますが、そこへこの Motorola EDGE20 Fusion が参戦した感じになります。流石に後から出たモデルですので、スペック的にはかなり素晴らしくなっており、今、この価格帯で選ぶならベストバイかもしれません。

今回は、スマホのレビューではないのので Motorola EDGE20 Fusion の事はこれ以上書きませんが、機会があれば別記事でレビューしたいと思います。

と言う訳で、年末、年始にかけて、続けて2台もスマホを設定する事になった訳ですが、使用しているアプリによっては、色々とサーバーの設定であったり、アカウントの設定であったりをスマホに打ち込む必要がある訳ですが、パソコンならお気に入りのメカニカルキーボードでサクサクと素早く打ち込めるので作業も捗るのですが、スマホだとソフトウエアキーボードで打ち込まなければならず、手が大きい(必然的に指も太い)私にはなかなかイライラが積もる作業な訳です。

と言う訳で、それなら「スマホにも物理キーボードを繋いじゃえば、かなり楽になるのでは?」と言う事で、Bluetooth接続できるモバイルキーボードを探し始めました。

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機種選定

Bluetooth接続できるコンパクトなモバイルキーボードと言っても、本当に沢山ありますが、今回は出先で使う用途にも対応できるように、折りたたみが可能なモデルの中から選ぶ事にしました。実は「折りたたみ可能」と言う条件を入れるだけで、メーカーや機種は一気に減り、比較的メジャーで入手性も良いメーカーだと「iClever」「EWin」「アーキサイト(MOBO)」辺りに絞られます。

中でも「iClever」は折りたたみ式なのに折り目部分のキー配置やサイズが乱れず、開くと普通の1枚板のキーボードのようになるモデルが多く、しかも比較的価格が安くて、お試しに買ってみるにも躊躇なく買える価格のものが多いので、選択の第一候補になりました。iCleverの折り畳み式キーボードは、機種のバリエーションが多く、最初それぞれの違いが良くわからない状態ですと、どれを選んでいいか戸惑いますが、良く見ていくとその違いが見えて来ます。

iClever IC-BK26 パッケージ

と言う訳で、数多くバリエーションの中から私が今回選んだモデルは IC-BK26 と言うモデルです。

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iClever IC-BK26レビュー

iClever IC-BK26はキーボードの真ん中から2つ折りになるタイプで、筐体はプラスチックです。モデル名の末尾の数字はどうやら新しいモデル程、数字が大きいようで、恐らく IC-BK26 は折りたたみ式のBluetooth接続のキーボードの中ではかなり新しいモデルのように思われます。

iClever IC-BK26

その事は製品の仕様にも表れていて、例えば充電コネクタの形状が USB Type-C だったり Bluetooth のバージョンが 5.1 だったりします。

iClever IC-BK26 同梱品一式

同梱品は、キーボード本体スマホスタンド充電ケーブル(USB Type-C)です。この他に完全に日本語化されたマニュアルも付属していました。

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iClever IC-BK26 付属スマホスタンド

付属のスタンドも折りたたみ式で、設置したスマホの角度も3段階(75°/68°/60°)から選べます。

iClever IC-BK26 付属スマホスタンド 折畳時

スタンドは畳むとペッタンコになり、非常に携帯性が高いです。スマホを立てた時の写真を以下に貼っておきます。ちなみに写っているスマホは、HUAEWI P20 Lite で、画面サイズは5.84インチです。

iClever IC-BK26 付属スタンド+ HUAWEI P20 Lite
iClever IC-BK26 + HUAWEI P20 Lite
iClever IC-BK26 + HUAWEI P20 Lite
iClever IC-BK26 + HUAWEI P20 Lite
iClever IC-BK26 と HUAWEI P20 Lite サイズ比較

キーボードを折りたたんだ時のサイズは、長さはスマホ(HUAWEI P20 Lite)と同じくらいで、幅が若干大きいくらいです。厚みは最も厚い部分で2cm位です。

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iClever IC-BK26 電源スイッチと充電コネクタ

右サイドにスライド式の電源ボタンと充電用のUSB Type-Cポートがあります。充電中はバッテリーインジケーターが赤く点灯し、充電が完了すると消灯します。ちなみに内蔵バッテリーの連続使用時間は60時間との事です。私の使用時間と頻度だと1回の充電で数か月は持ちそうです。充電が空の状態からフル充電までの時間は2時間との事です。充電しながらも使えます。また使用してない状況が30分続くと自動的にスリープモードに入ります。スリープの長さは個人的には10分や15分では明らかに短すぎると思うので30分と言う設定は非常に好感が持てます。

キーボードの電源がオンの状態の時に Fn + F10 を押すとバッテリーインジケーターの点滅回数で、おおよその電池の残量を知る事が出来ます。点滅回数:残量(1回:25% 2回:50% 3回:75% 4回:100%)

iClever IC-BK26 USB Type-C 充電ケーブル接続時

赤いバッテリーインジケーターの上には、3つの青いインジケーターがあり Bluetoothの各チャンネルの状態を通知してくれます。このキーボードは最大3台までの機器とペアリング出来ます。チャンネル(機器)の切替は Fn + Q or W or E で切替られます。切り替えると該当インジケーターが2回点滅します。機器に繋がるとゆっくりとした間隔でインジケーターが点滅し続けます。ちなみに電源を切った後も最後に接続していたチャンネルを覚えており、再度電源をオンにした際は自動的に最後に接続していたチャンネル(機器)に繋がります。

各チャンネルへの機器の登録はペアリングしたいチャンネルに切り替えた後に Fn + Z を押すとペアリングモードに入ります。後はスマホ等でその機器を選択すればそのチャンネルの機器として登録されます。

iClever IC-BK26 折り畳みメカニズム

このキーボード最大のギミックである折り畳み機構。キーの配置を崩さずにうまいこと折りたたんでくれます。やっぱりキー配置が乱れてない事の恩恵は大きいです。キーボードの両端にはマグネットが内蔵されているので、畳むとピタッとくっついてバタバタしません。

iClever IC-BK26 裏面
裏面には技適を取得している証である技適マークも見えます。

ちなみに開いた時の裏側は、こんな感じ。四隅に丸型4つと中央部分に縦長2つのゴムがあるので、段差によるガタツキやズレなどはありません。ゴムでビタッと張り付いている感じで強力にグリップしてくれます。

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iClever IC-BK26 キー配列

キー配列は英語配列ですが、私の場合 Androidスマホ専用として使うつもりなので、こっちの方が都合がいいです。と言うのもAnddoidスマホによっても異なるのですが、Androidの場合、物理キーボード配列を選択できるものもあれば、強制的に英語配列として認識して一切変更出来ないモデルもあるので(HUAWEI P20 Lite はそうだった)下手に日本語配列のキーボードを使うと刻印(主に記号)と実際に入力した文字が異なってしまうケースがあるからです。

iClever IC-BK26

キートップに英日両配列用の刻印がされているモデルもありますが、あれはあれでゴチャゴチャして見辛いと言うデメリットがありますので、そもそも英語配列でしか使えないのであれば、素直に英語配列の方がスッキリして良いと思います。

Windows環境で使用する場合は、OSの仕様上日本語配列キーボードと英語配列キーボードを併用する際に配列の切替が必要な上に、切替時にOSの再起動が必要になり、事実上、配列をどちらかに統一する必要があります。(Windowsの仕様が良くない/iOSだかMacOSだかは出来るらしい)但し、裏技的ではありますが、切替なしに併用できる方法もありますので、興味のある方は下記の記事をご覧ください。

また、このキーボードは奥行のコンパクト化と引き換えにファンクションキー F1F12Fn + 数字 キーで、入力する形となっていますが、Androidの場合 F1F12 は主にメディアキーとして使われているので Fn との併用入力でも余り問題は無いです。それよりも、この1行分のサイズの違いが奥行を取れない環境や携帯時のコンパクト化では結構効いてきます。

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使用してみての感想

Bluetoothについて

まずBluetooth周りの接続性に関しては、私の環境では全く問題ありませんでした。ペアリングや接続も調子良く、確実に繋がります。途中で途切れたり遅延などは一切ありませんでした。このモデル IC-BK26 は折りたたみシリーズの中では比較的新しいもモデルのようで、古いモデルの仕様が Bluetooth 3.0 や MicroUSB であるのに対して Bluetooth 5.1 や USB Type-C に対応していますので、その辺りも影響しているのかもしれません。(チップや回路周り等が変更になっていると言う意味で)また携行する充電ケーブルがスマホと共有のUSB Type-Cケーブル1本で済むのもメリットですね。

古いモデルだと、Bluetooth辺りの問題なのか、時々入力に遅延があるとか、チャタリングのような事が発生すると言ったレビューを見かけますが、このIC-BK26では今のところそう言った事は一切経験していません。

筐体について

筐体はプラスチック製なので、金属製のような高級感はありませんが、逆に他の物への攻撃性が少なかったり、軽量化(185g)、低価格化(3000円前後)に寄与している部分もあるので、これはこれでいいかなと。折りたたみ箇所も1か所(旧モデルは2か所のものが多い)になっているので、そこも故障原因となる箇所が減っていると言う意味では良いかなと。折りたたみ式キーボードの場合、折りたたみ部分で断線して片側が全く効かなくなったと言う話も聞きますからね。

ゴム足の台座が効いており、筐体を開いてテーブル等に置いた際の安定性は高く、気になるようなたわみも殆どありません。キースイッチはパンタグラフ方式なので、タイピング時の感触はまさにノートパソコンのそれと同じです。「ペチペチ」って言うあの感じね。

タイピングについて

タイピングのし易さは本格的なメカニカルキーボードとは比較になりませんが、スマホ画面上のソフトウエアキーボードに比べれば、ずっと打ちやすいです。キーピッチは、私が実測した感じでは17mm位でしたので、フルサイズの19mmに比べれば若干狭いですが、手の大きい私でも割とラフに打っても隣接のキーに触れない程度の間隔はあるので、まぁ、これだけコンパクトになるモバイルキーボードとしては合格点なのではないでしょうか?部分的に変にキーサイズが縮小されている事もありませんし、殆どのキーで同じサイズを保っていてくれている点は好感が持てますね。( ESCキーと カーソル キーだけ少し小さい)

打ち易さの点で気になった部分としては、キーボードに傾斜がないので、それが打ち辛さを助長しているように感じます。普段ステップスカルプチャー構造のメカニカルキーボードを使っている身としては、少しでも傾斜してくれているとグッと打ちやすくなるのになぁとは思いました。

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最後に

出先でもガッツリ本格的に長文を打つとかだと、流石にこのキーボードでは辛いと思いますが、そこまで行かなくても、ソフトウエアキーボードで打つには辛いけど、長めのメールを書くとかちょっとした書類を書くにはこの手のキーボードは重宝しそうです。

特に気軽に持ち出せる感覚にさせるこのコンパクトさと軽さと言うのは、この手のデバイスには非常に重要な要素だと思いますので、そう言う意味では折り畳み式のキーボードは最強です。しかもこんなにもコンパクトなのにパカッと開けば、そこまで窮屈でないキーボードが目の前に広がる訳ですからね。

今回ご紹介した商品はもう在庫が無いようですね。同じメーカーの類似品を下に貼っておきますね。

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