デスクトップアイコンの間隔を変更する方法

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デスクトップアイコン間隔

Windowsのデスクトップって気づいたらアイコンだらけになってません?本当はきちんとドライブ内のフォルダに整理した方がいいとは解っていても、ついつい面倒でデスクトップを一時的なファイル置き場につかってしまったりしますよね。

で結局めったに整理しないものだから、気付いた時にはデスクトップがアイコンで埋め尽くされていると・・・。

私の場合、デスクトップ上のアイコンがデスクトップ面積の6~7割くらいを占めると、アイコンがウィンドウの裏側に隠れる事が多くなってしまって、何かと作業しづらくなるので、そうなったら整理してますが、もっと沢山デスクトップにアイコンを貼れると整理するインターバルも長くなって便利かなとは思っていました。

先日も家にある画面解像度低めのノートPC(Windows10)をメンテナンスしていたら、デスクトップの8割くらいがアイコンで埋め尽くされていたのですが、そんなに沢山のアイコンが貼ってある訳でもないんですが、解像度の低さとアイコン間隔の広さが相まって、貼れるアイコンの総数がかなり少なく、不便そうでした。

と言う訳で、今回はデスクトップアイコンの間隔を変更する方法です。

デスクトップアイコンの間隔は、レジストリの値を変更する事で自由に変更する事が出来ます。具体的には、レジストリエディタ(regedit.exe)で

[HKEY_CURRENT_USER]-[Control Panel]-[Desktop]-[WindowMetrics]

と開いてゆくと

IconSpacingIconVerticalSpacing と言う項目が出てきますので、ここの値を変更します。

デスクトップアイコン間隔 レジストリ

水平方向の間隔は「IconSpacing 」に設定し、垂直方向の間隔は「IconVerticalSpacing 」に設定します。

Windows10のデフォルト値は、共に「-1500」 くらいのようですが、どうやらインストール時の環境によっても値が異なるようです。Windows10よりも前のWindowsでは、ここの値はもう少し小さかった(アイコン間隔が狭めの設定)ようですが、Windows10ではタッチパネル対応(指ではマウス程精密にアイコンをクリック出来ない為)になったり、小さい画面のモバイル機器を考慮してか、この値は大きめ(アイコン間隔が広めの設定)な事が多いようです。

どうやら、以前のウィンドウズからWindows10にアップグレードした場合、アイコン間隔は以前のもの(狭めの間隔)が引き継がれ、新規にWindows10をインストールすると、広めの設定(-1500くらい?)となるようです。

と言う訳で、ここの値は、それぞれの環境で異なりますが、現在の間隔より狭い間隔にしたいなら、より小さい数値を入力します。値がそもそもマイナス値なので「より小さい値」と言うと意味がややこしくなりますが、具体的に言うと、例えば元の値が「-1500」で、アイコン間隔をより狭くしたいなら「-1300」とかにすると狭くなります。

デスクトップアイコン間隔 水平 -1500 垂直 -1125

デスクトップアイコン間隔 水平 -1500 垂直 -1125

上の写真は、水平間隔 -1500 、垂直間隔 -1125 の時の様子です。

これの水平間隔を -1300 に変更したものが、下の写真です。

デスクトップアイコン間隔 水平 -1300 垂直 -1125

デスクトップアイコン間隔 水平 -1300 垂直 -1125

アイコンの水平方向の間隔が狭くなった為に「新しいフォルダー」の後の「(数字)」の部分が幅に収まりきらなくなり下に移動しているのがわかと思います。ただし、数字が下に行ったからと言って、その下のアイコンが下へ押しやられる訳ではありません。(1つのアイコンが占有できる面積は、先ほどのレジストリ値に基づくものなので。)

画面の解像度や個人の好みによっても最適値は異なると思います。一般的には低解像度な程、間隔狭め、4Kなどの高解像度の場合は広め、がいいかとは思います。

なお、余り間隔を詰めすぎると、アイコン自体は沢山表示出来ますが、ラベルの文字部分を表示するスペースが狭くなるので、結果として長いラベル名の後半部分の省略がより激しくなります。

なお、レジストリの値を変更したら、忘れずにWindowsを再起動してくださいね。(再起動しないと反映されませんので)

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