やっぱりヘッドセットの4極プラグがノイズの原因だった

以前「ヘッドセットの4極プラグが作り出す新たな巨大ノイズ源!」で、4極1プラグ直出しのヘッドセットを、マイクアンプやDAC経由でPCに接続するとグランドループが発生して、盛大なノイズが出ると言うお話をしましたが、今回、3極2プラグ直出しタイプのヘッドセットを入手したので、これでどうなるか検証してみました。

今回、手に入れたのは、ROCCATのRENGAと言うゲーミングヘッドセットで、この価格帯のゲーミングヘッドセットとしては珍しいオープンエアータイプのヘッドセットです。(夏場は蒸れますから、やっぱりオープンエアーですよね。)

3極2プラグ直出しタイプのヘッドセット ROCCAT RENGA

このヘッドセットは前回のもの(4極1プラグ)と異なり、3極タイプのミニプラグが直出しで2本出ています。勿論、マイク入力と音声出力の2つです。そしてモバイルタイプの4極タイプのデバイスへも接続できるように、3極2プラグ→4極1プラグへの変換ケーブルが付属しています。

3極2プラグ→4極1プラグへの変換ケーブル

この配線&変換方法ならノイズが出ない事が期待できます。もし、このヘッドセットを開発した人がグランドループの事をちゃんと考慮して設計している人ならば、ヘッドセットから出ている直出しケーブル部分でアースを共有したりはしてないはずです。アースが合体するのはあくまで変換ケーブルで4極に変換された後からとなっている筈。と言う訳で、早速、検証してみました。

結論は「おお!ノイズが全く発生しない!」やっぱり、そうでした・・・・。あれほど「ブー、ジー、ピリピリピリ」言ってたノイズが全く聞こえません。ここまで来たなら、さらに確証を深める為にテスターで2つのプラグのアース部分の絶縁状態もチェックしてみました。

やっぱり・・・アースは完全に絶縁されていました。つまりマイク入力と音声出力のアースは共有されていない。2プラグの根本で1本のケーブルになってヘッドセットへつながっている部分においても内部では2つのアースの線が独立して存在している。

と言う訳で、4極1プラグ直出しのヘッドセットは、モバイル機器やPCの内臓オーディオ機器、つまりマイクアンプと再生DACが同一回路でアースを共有しているような簡易的な機器にしか使えないと言う事がこれで確定しました。変換ケーブルで後から3極2プラグに変換してもヘッドセットから直出しで4極1プラグの時点でアースが共有(絶縁されてない)されているのでダメです。

このような4極1プラグ→3極2プラグ変換タイプのヘッドセットは、ノイズの原因であるグランドループが発生する危険性がある!

マイクアンプやオーディオDACなどを今後、外付けなどの、より良いものにアップグレードするつもりがあるなら、いくら3極2プラグ変換ケーブルがついていてもアースが絶縁されてない(共有されている)ので、4極1プラグ直出しのヘッドセットを買うのはやめておいた方が良いと思います。さもないとグランドループによる盛大なノイズが貴方をお迎えする事でしょう。

補足)

3極2プラグ直だしタイプのヘッドセットでもケーブル内部でアースを共有してしまっているタイプのヘッドセットが存在しますので、3極2プラグ直だしタイプだからと言って安心はできません。実際にそう言ったタイプのヘッドセットの存在を確認しています。購入の際には、十分ご注意ください。

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